病院に行くといろいろと薬が出されますが、意外と早く直ってしまうこともあり、薬が余る経験は誰でもあると思います。

先日もとある病院に行って塗り薬を出してもらったが、3日もすると良くなったので大量に未使用のものが余ってしまった。
そんな時、また、同じ病気にならないとも限らないので、その時に備えて取っておくという考えも浮かんでしまいますが有効期限もあるし本当は処分すべきなのでしょう。

しかし、お金を払って買ってきたものですから、捨てるのももったいない気がして結局は捨てずに溜まってしまう。

先日も溜まりに溜まった何年分かの薬を、見た目はなんともなっていなかったが、結構処分した。

捨てた薬の大半は、何の薬なのかも定かでなく、怖くて使えないものがほとんどだった。
しかし、本当に余った薬は、捨てるしかないのだろうか?

使いかけは捨てるしかないと思うが、未使用のものは買い戻してくれるサービスとか、無料でも回収して海外で薬を必要としているところに送るとか、無駄にならない方法はあるような気がするがなぜそうしたことが出来ないのだろうか。

日本全体で年間いったいどれだけの薬があまるのかは知らないが、金額に換算すれば半端なものではないと思うし、捨てられた薬を処分するコストも馬鹿に出来ないだろう。

最近は、薬局で薬と一緒に効能や副作用などの情報が記載された紙をくれるので、何の薬かはその紙とセットにしておけば分かるし、薬に何か混入されていないかもこれだけさまざまな検査機器があるのだから技術的に不可能ということはないと思う。

製薬会社も作るだけ作って儲けるもの結構だが、使われずに捨てられる薬のことも真剣に考えてほしいものである。

また、医者も薬を余るほど出すのではなく、適切な量を出すことが必要で、そのためには医師個人の判断ではなく何かシステムが必要なのではないかと思う。