ワールドカップ2006ドイツ大会もまもなくで、これからドイツに行く人も多いと思う。

そこで、今回は、昨年11月にドイツに行った時の苦労話を紹介しよう。

もっとも苦労したこと。
それは、ドイツ鉄道(DB)の切符を買うことである。

ドイツの鉄道に乗るには、写真のような券売機で切符を買うか、日本のみどりの窓口のようなところで対人で切符を購入する必要がある。

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みどりの窓口のようなところは、どの駅も結構混雑していて長蛇の列なので、軽い気持ちで券売機で切符購入をトライした。

しかし、この券売機がなかなか手ごわい。

旧東ドイツのドレスデンと言う町から磁器で有名なマイセンに向かうためにドレスデンの駅で、なんと切符を買うのに1時間以上かかってしまったのである。

自分たちで何度やっても買えないので、駅の案内役?と思しき男性に相談してその人に行き先を伝えてこれで一安心と思いきや、その人も買えないのである。
何?????
実は、この男性ドイツ語だけで英語が通じない。
わかってなかったのか????。

次に若い女性のスタッフが登場。
同じくこの女性も英語が通じない。
ただ、行き先は理解したらしく、券売機を操作し始めた。

しかし、券売機がおかしいのか、女性が駄目なのかはわからないがまたしても切符が買えないのである。

いいところまでは行くのだが、紙幣を受け付けなかったり、さっきまで使っていたクレジットカードを受けつかないなど、訳がわからない状況が続き、結局その女性スタッフも切符を買えないのである。

結局仕方なく、みどりの窓口のようなところの長蛇の列ににならんで、駅に着いてから1時間以上たって切符を手にすることができた。


シュツッツガルトの駅でも、券売機でやっとの思いでコイン投入という段階までたどり着いたのに、コインが足りない・・・・
紙幣を使おうにもどこにも入れることがない。
両替機もないし、窓口も売店も近くにない。

結局、洋服のポケットに1枚だけコインがあり何とか足りたが、あのコインがなければ、また最初からやり直しになるところだったのである。


ベルリンでは、はじめから自分で切符を買うのは諦めDBのスタッフを探してお願いしたところ、たまたま英語が通じて気の利いたチャーミングな女性で、混雑していないほうの券売機まで案内してくれ、手際よく切符を手にすることができた。

これは、非常にラッキーなことだったと思う。


ワールドカップまでにスタッフが英語をマスターするとは、とても思えないし、券売機が全て交換されるとも思えないので、DBで移動する場合には切符を買う時間を十分に確保することと、券売機ではなくみどりの窓口のようなところに素直にならぶのが得策かも知れない。