千葉県の納税者の約400名分の名前や住所、財産などがウィニーを通じて流出したことが2月8日に公表された。
東京国税局の職員が自宅のパソコンからで作業するために持ち帰ったデータらしい。

個人情報を自宅に持ち帰ること自体が間違いで、以前に持ち帰ったデータがあった場合は速やかに削除すべきであるにもかかわらずそのままにしてた無神経さにはあきれてしまう。

まして、ウィニーによる個人情報流出が発生していることは誰でも知っているはずで知らないはずはない。にもかかわらず、いまだにウィニーの入ったパソコンにデータを残しておいたこの職員の無神経さは理解できない。

個人情報を持ち出さないことを徹底することはもちろんだが、過去に持ち帰ったデータがある場合は、速やかに削除することを徹底すること必要がある。
ただし、単に削除するように通達するだけではなく、万一、削除が行われなかったことが発覚した場合や万一情報が流出した場合の罰則についても明確にしなければならない。